ペットの噛み付き事故から学ぶ、ペット事故に備えるオススメの保険。

動物が噛み付く事件は、年間4,000件以上起きています。そのうち半分以上が「ペット」として飼っている動物によるものだそうです。

先日も都内で生後10ヶ月の女児が祖父母宅でペットとして飼っていたゴールデンレトリバーに噛み付かれて死亡する事故が起きました。特に猛犬でもなく、犬を驚かすような状況でもなかったことから、予想外の事件として報道されました。今回の事故は身内の中で起きたものですが、これがもし他人の子供出会った場合、億単位の賠償金を請求される規模の事故です。

このようにいつ起こるかわからないペットによる事故。ペットのオーナーとして責任を取らなければならない場面も出てくるかもしれません。もしも、アナタのペットが噛み付き事件などを起こした際に準備・活用出来るオススメの保険をご紹介します。

ペットの事故は飼い主の責任になる

民法でペットを飼う際には「監督責任」があると定められています。なので、ペットが起こしたあらゆる事故やトラブルは飼い主の責任とみなされます。予想もしなかった時に首輪・リードが外れて他人に噛み付いたり、首輪とリードをしていたのにいつの間にか外れて隣の家に侵入して庭を荒らしたりした場合も責任は飼い主にあります。不注意や知らなかったなどと責任を逃れる事は出来ません。

過去には放し飼いにしていた犬が幼児2人を襲い1人が死亡した事故で、飼い主が「重過失傷害罪」として刑罰を受けた例もあります。

噛み付き事故を起こしたときの賠償責任

万が一アナタのペットが他人(第三者)に噛み付いた場合、以下のような賠償責任を負う事があります。

対人

①怪我の治療・手術・通院費費

②精神的ダメージによる慰謝料

③治療中の休業に伴う休業損害費

(主婦の場合でも請求される場合があります。)

④ダメージを受けた衣類や物品の弁償代

⑤訴訟を起こされた場合の裁判費用

対他人のペット

①怪我の治療・手術・通院費

②死亡した際、飼い主の精神的ダメージによる慰謝料

③訴訟を起こされた場合の裁判費用

賠償金額はどれくらいになるのか

ペットの起こした事故により、支払われた賠償金は様々ですが、以下に過去事例をまとめました。どれも高額です。また、犬種が大型になるほど賠償金が高くなるという傾向もあります。

事故 項目 賠償金
外で飼っていた犬のリードが外れて通行を驚かせた。通行人は転倒し、全治3ヶ月の怪我を負う。 治療費 10万円
犬が散歩中に通行人の女性に襲いかかり噛み付く。被害者女性が転倒し、死亡。 慰謝料 5,000万円
散歩中にペット同士が喧嘩。噛み付かれた犬が死亡。 慰謝料 400万円

噛み付き事故を補償するのは「個人賠償責任保険」

このような賠償責任を負った場合に費用が補償される保険は、「個人賠償責任保険」というものです。個人賠償責任保険とは、被保険者(この場合はペット)が第三者に被害を与えた際に、数億円単位で賠償金の補償をしてくれたり、示談交渉を代行してくれる保険です。また、個人賠償責任保険は家族の誰か1人が加入していれば三等親までの親族や未婚の子供も被保険者扱いになるので大変お得で心強い保険でもあります。通常は、クレジットカードに付帯させて契約するか、自動車保険・傷害保険にオプションとして契約します。

ペット保険に個人賠償責任保険は追加できないのか?

勿論ペット保険にも個人賠償責任保険をオプションとして追加することは出来ますが、補償額が~1,000万円迄と小額です。また、契約・解約・内容変更の手続きがWEBで完結しないものが多いので、手続きが少々面倒ともいえます。

オススメの個人賠償責任保険

ペットの万が一の事故を想定した場合にしっかりカバー出来る個人賠償責任保険を準備するとなると、クレジットカードに付帯させる個人賠償責任保険がオススメです。月々の保険料が140~500円程度で、補償限度額は億単位で設定されています。示談書や慰謝料などを代行して取り交わし・設定をしてくれる示談交渉サービスも付帯しているものが多いです。

オススメの個人賠償責任保険は「JCBカード トッピング保険 個人賠償責任プラン」「三井住友カード ポケット保険 自由設計プラン」の2つです。JCBの方は死亡事故・入院補償なども付いているので、あらゆるリスクを幅広くカバーしていますので、特にオススメです。

JCB カード

トッピング保険

おすすめ

三井住友カード

ポケット保険

 保険料(月)  150円  130~160円
 WEB完結  ◎  ◎
 補償限度額  1事故あたり1億円迄  1事故あたり1~3億円迄(選択可)
示談交渉  ◎  ◎
被保険者 契約者本人・家族・未婚の子供・ペット 契約者本人・家族・未婚の子供・ペット
死亡・後遺傷害 100万円迄 ×
入院補償 1日あたり2万円迄 ×
通院補償 1回あたり3万円迄 ×
詳細/申込 スペック・入会方法の詳細 スペック・入会方法の詳細
個人賠償責任保険は自動車・傷害保険にオプションとして契約していることが多々あります。知らぬ間に契約している場合も多く見受けられるのが個人賠償責任保険の特徴でもあります…。念のため確認しておくことをお勧めします。重複加入した場合でも、補償額の合算やサービスの一部利用は出来ません。

まとめ

いかがでしたか?いくら躾けをしていたり、おとなしいペットであっても、いつ事故を起こすかは人間には想定しきれないところがあります。だからこそ、ペットのオーナーとして責任を持ち、このように万が一のケースに備える事も大切なことです。

対人であっても対物であっても、賠償金を請求された場合は、オーナーの責任になります。ですので、個人賠償責任保険に加入しておくことをおすすめします。飼い主・飼い主の家族・ペットの全員が被保険者となるので、日常生活でとても心強い保険となります。

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